連載企画「食習慣の処方箋」第一弾：ごま油と明太子の冷製うどん

　

「ごま油と明太子の冷製うどん」レシピ解説

 いよいよ9月がスタート！美容クリニックの管理栄養士が「食習慣の処方箋」として、まだまだ暑い残暑を乗り切るための”冷たおいしい”レシピを考えました！

材料（1人前）

・冷凍うどん　1袋

・ごま油　大さじ1/2

・明太子　20g

・めんつゆ（2倍濃縮）　大さじ1

・天かす　3g　【お好みでトッピング】

・大葉　2枚　【お好みでトッピング】

・小ネギ　3g　【お好みでトッピング】

 

作り方

①大葉は軸を除き、千切りにする。ネギは小口切りにする。

②鍋にお湯を沸かし、うどんを茹で、氷水で締める。

③ボウルに明太子とごま油を入れて混ぜ合わせる

④②の水気をしっかり切り、③に加えて和える

⑤器に盛り付け、①と天かすをお好みでトッピングし、めんつゆをかける。

ー完成ー

　

管理栄養士による栄養解説

栄養量

★エネルギー 287kcal

★タンパク質 10.0g

★脂質 7.4g

★炭水化物 43.1g

★塩分 3.2g

 

明太子は、ビタミン、ミネラル、不飽和脂肪酸など、様々な栄養素を豊富に含む食品です。

特に、

・ビタミンA（目や皮膚・粘膜の健康維持、免疫機能のサポート）

・ビタミンB群（疲労回復やエネルギー代謝の促進）

・ビタミンE.C（抗酸化作用、老化防止）

・カリウム（むくみ解消）

・DHA（記憶力向上）

・EPA（血液サラサラ）

・鉄（貧血予防、美肌・美髪の維持）

等が含まれています。

まさに、美と健康の両方にアプローチできる素晴らしい食材です。

また、明太子の塩分は100gあたり5.6g、プリン体は約160gと、どちらも極端に多い食品ではないと言えますが、くれぐれも食べすぎには注意してくださいね！

 

管理栄養士からワンポイントアドバイス

お好みで韓国のりをトッピングしても◎

食感と風味が変わるので飽きずに楽しめます。

また、「今日はちょっと欲張りたいな…」という日は明太子とマヨネーズを和えて、”明太マヨ”にしてみても…！管理栄養士としては声を大にしておすすめできませんが、ストレスを溜めるくらいなら、そんな日があっても良いと思います。

 

美と健康を支える「食習慣の処方箋」について

― 美容クリニックの管理栄養士が提案する、からだと心に効く食習慣

この連載では、美容クリニックに在籍する管理栄養士が、日常の食卓に取り入れやすい“美と健康レシピ”をご紹介しています。実際にこのレシピは、当クリニックのスタッフにも月に一度のまかないとして提供しており、無理なく続けられる実践的なものばかりです。ストイックに我慢を重ねるより、楽しみながら食べることが美容や健康には非常に重要であると考えます。

では、なぜ「食習慣」に焦点を当てるのか――。

それは当院が掲げる「ホリスティックビューティ理論」に基づいています。真の美しさとは、肌や外見の整え方だけでなく、内面・外面・精神面のすべてが調和して初めて育まれるもの。いくら高価な化粧品の使用や施術を受けても、土台となるからだと心が乱れていては、その美しさは一時的なものにとどまってしまいます。

「医食同源」という考え方が示すように、食生活を整えることは健康的な身体を保つうえで欠かせない基盤です。食事はただ栄養を摂る行為ではなく、心の安定や肌の土台を耕すための大切な営み。つまり、毎日の食卓こそがホリスティックな美を育てる“畑”であり、その積み重ねが外見の輝きへと結びついていきます。

この連載を通じて、皆さまが自分自身の「ホリスティックビューティガーデン」を育てるための一助となれば幸いです。

　

食事習慣にプラスできる美容医療のサポート

食習慣を整えることは、美と健康の大切な基盤です。

ただ、現実問題、食事や運動だけでは落としにくい脂肪も存在します。

そのような場合に医学的に確実な方法として選ばれているのが脂肪吸引です。

一度の施術でしっかりとボリュームを減らし、理想のボディラインに近づけます。

シンシアの脂肪吸引は歴30年のベテラン医師が執刀。確実な手技で脂肪を吸引し、痛みとダウンタイムを最小限に抑えた施術を行います。