第54回 美肌のカギはコラーゲンとエラスチン
美肌を保っていたい!
- 美しく若々しい肌をいつまでも保っていたい!
これは女性の永遠のテーマです!
年齢と共にあらわれる肌状態の変化は誰にでも起こることですが、人によって肌エイジング(肌老化)の速度は違うようです。
肌エイジングは加齢だけが要因ではなく、元々の肌質や日々のスキンケア積み重ねが大きく関わってきます。
今回は美肌が作られるメカニズムについて、詳しく解説します!
肌の構成と美肌成分
人間の肌は“表皮” “真皮” “皮下組織”の3つの層で作られています。

表皮
外界からの異物の侵入を防ぎ、内部の水分の蒸発を防ぐ、いわばバリア機能を担う層です。
真皮
肌の強さや弾力を維持する場所。美肌成分となるコラーゲン・エラスチンのタンパク質の繊維が網状に形成され、その間を埋めるようにヒアルロン酸が水分を含んだスポンジのように存在する構造となっています。このコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸という3つ美肌成分を作り出す細胞が“線維芽細胞”です。
皮下組織
外からの刺激に対するクッションの役割、および断熱・保湿・エネルギー保持の役割があります。
美肌成分の役割
真皮にある3つの美肌成分の役割はそれぞれ違います。
コラーゲンは肌のハリに欠かせない成分で、真皮の約70%を占めると言われています。
エラスチンは肌の弾力を保つために重要な成分で、真皮の2%ほどのタンパク質です。
ヒアルロン酸は真皮の隙間を埋めつくし、真皮の構造を安定させる役割があり、肌の潤いを保つのに重要な成分です。
真皮内の肌変化
肌の構造とそれぞれの役割はおわかりいただけたでしょうか。
さて、本題です。
およそ35歳をすぎる頃から40代にかけて、肌には大きな変化が起こります。
それは真皮内の線維芽細胞の数の急激な減少です。
線維芽細胞が減ることで、コラーゲンやエラスチンの生成も減少し、真皮は古くなったゴムのように弾力やハリを失います。弾力がなくなることで表皮を支えきれなくなり、シワやたるみが現れるのです。
肌のコラーゲンやエラスチンを増やすアプローチ
それでは、減少していくコラーゲンやエラスチンを増やすことはできるのでしょうか?
結論から言うと増やすことは可能です!
しかし、一般的なコラーゲン配合の化粧品は角質にとどまり、真皮まで届かないものがほとんどです。(中には線維芽細胞までアプローチする成分のものも開発されています。)コラーゲン自体を補給するのではなく、コラーゲンやエラスチンなどの生成をサポートする成分(レチノール・ビタミンC誘導体など)が配合された化粧品の使用も有効ですが即効性には欠けます。
また、サプリメントや食品などで身体の中からのアプローチも可能ですが、なかなか目に見える効果は出しにくいのが現状です。
肌の再生能力を高めコラーゲン・エラスチンを増やす
“ダーマペン4”治療
不足したコラーゲンやエラスチンを化粧品やサプリメントなどで補ったとしても、効果を実感するまでには時間もかかりますし、効果がなかなか出ない場合もあります。

当院では“ダーマペン4”という肌の再生能力を高める治療をおすすめしています。
ダーマペン4は髪の毛よりも細い極細針で真皮に無数に微細な穴を空けることで、肌が本来持つ再生能力を高め、肌の修復過程でコラーゲンやエラスチンを増やし、綺麗な肌を再生させることができる治療です。
また微細な穴から、症状に応じた様々な薬剤を注入し肌に届けます。
ダーマペン4は従来のダーメペンと比べて針の深度の微調整が可能となり、成長因子をはじめとする、様々な有効成分を肌に届けやすくなりました。
ダーマペン4は次のようなお悩みをお持ちの方におすすめです
・毛穴の開きが気になる
・ニキビ跡をなくしたい
・肌のハリや弾力をアップさせたい
・シワを改善したい
・首のジワを改善したい
・二の腕のぶつぶつが悩み
・妊娠線(ストレッチマーク)が気になる
個人差がありますが、1回の施術で効果を実感される方もいます。繰り返し治療を行うことで、より長く効果が持続できる治療です。
当院では他にも、お客様の肌状態に合わせた治療法を各種ご用意しております。
まずはお気軽に無料相談へ→こちら
この記事はシンシアガーデンクリニック太田院が監修しました。