第53回 40代50代、食べないダイエットで痩せられないワケ
食べないのに痩せられない
- カロリーを気にした食事をしているのに痩せない…
食事の量はむしろ少ないのに痩せられない…
炭水化物はなるべく摂らないようにしているのに痩せない…
若い頃ならちょっと食事を制限しただけで痩せられたのに、食べないダイエットでは痩せられなくなっているミドル層が増えています。
食べないダイエットが成功しない理由をしっかりと把握し、“きちんと食べるダイエット”へシフトしてみませんか!
食べないダイエットの落とし穴
食べないダイエットが成功しないのには、理由があります。
理由1 体が省エネ体質になっている
食事制限ダイエットを繰り返し行ってきたミドル層の方に多いのがこのタイプです。必要な栄養素が入ってこない状態が長く続くと、ホルモンバランスを崩すだけでなく、体が少ないエネルギーで生命を保とうと代謝を落としてしまい、いわゆる“省エネ体質”に傾いてしまいます。
ただでさえ、年齢を重ねて基礎代謝が落ちている体が“省エネ体質”に傾いてしまえば、ますます痩せにくい体となってしまいます。
理由2 筋肉を落としてしまっている
必要な栄養素、特にタンパク質の量を減らしているダイエットは、筋肉量を落としてしまいます。
一見、体重が減っているように見えても、脂肪ではなく筋肉が落ちている場合が多く、筋肉が落ちてしまった体は脂肪が燃焼しにくいので、太りやすい身体を作ってしまうことに。
理由3 便秘がちになり腸内環境を悪化させている
炭水化物を抜くダイエットをしている方に多いのがこのタイプです。
お米やパン、麺類、芋類、果物など糖質を含む食品を控える“糖質制限ダイエット”が大流行していますが、これらを摂らないことで便秘を繰り返し、腸内環境を悪化させ、逆に痩せにくい体質を作ってしまうことに。
炭水化物には排便を促す食物繊維が豊富に含まれていますので、極端な制限はおすすめできません。
理由4 体温が上がらずエネルギーを燃やせない
1日の総カロリーを気にするあまり、食事量を減らしたり、食事を抜いたりする方がいますが、これは体内時計を狂わせ、結果代謝を落とすことになります。
特に NGなのは、朝食を抜くこと!
朝食をしっかり摂らない人は体温も上昇しにくく、腸の活動も活発にならず、1日のエネルギーを燃やすエンジンが稼動しないままに…
このように、“食べないダイエット”は、結果「ますます痩せにくい身体作り」に加担しているのです。
適量をきちんと食べて痩せやすい身体を作る
統計上でも、成功率が高くリバウンドしないダイエットは“食べないダイエット”ではなく、“適量をきちんと食べて痩せやすい身体を作るダイエット”です。
食べるダイエットのポイントは・・・
Point 食べる順番で血糖値を急激に上げない
- 血糖値が急激に上がると、それを下げるためにインスリンが分泌され、脂肪を蓄積します。
インスリンの分泌を抑えるためには、野菜 → 汁物 → 肉や魚 → 炭水化物の順番で食べることを習慣にしましょう。
Point2朝食をしっかりと摂る
- 体内時計を正常に保つために重要なのは“朝日を浴びること”と“朝食を食べること”です。
朝食で胃腸を刺激することで、身体は目覚め、代謝活動にもスイッチが入ります。朝食を抜き続けると、身体は朝の飢餓状態を恐れて、夜のうちに脂肪のため込みをするようになり太りやすくなります。
Point3 腸内環境を整える
- 痩せるために必要なのは、排出しやすい身体づくり。腸が健康でないと痩せることはできません。腸が健康ならば、必要な栄養素だけを吸収して不要なものをスムースに排出するので太りにくくなります。腸が不健康だと、食べていないのに痩せにくいという負のループに陥ってしまいます。腸内環境を整え、腸を元気にする食品をしっかり食べて、痩せやすい身体を作りましょう。
- 腸内環境を整える食事
- 1水溶性の食物繊維…ワカメなどの海藻類・オクラ・アボカド・にんにく・納豆
- 2不溶性の食物繊維…きのこ類・しそ・ごぼう・納豆(水溶性でもある)
- 3乳酸菌を含む食品…ヨーグルト・キムチ・味噌
- 4タンパク質を含む食品…肉・魚・豆類
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この記事はシンシアガーデンクリニック太田院が監修しました。