第51回 隠せないエイジングサイン“首のシワ”
年齢は首に出る
- 「どんなに若作りしても、首を見れば歳がわかる…」
一体誰がこんな意地悪なことを言い出したのでしょうか。
しかし残念ながらそれは的を射た見解かもしれません。
年齢を重ねるにつれ、隠しきれなくなる“首のシワ”の悩み。
首はエイジングサインが顔以上に現れやすいパーツです。
首には、縦ジワ・横ジワ・たるみなどの加齢症状が顕著に現れます。
今回は首のシワの特徴やケア方法、改善法について解説します。
首の皮膚はとても薄くデリケート
首の皮膚はとても薄く、その薄さはちりめんジワが出来やすい目元の皮膚と同じで“卵のうす皮”に匹敵します。
また首は、頷く・振り向く・傾けるなど、縦と横の動きが頻繁に行われるパーツなので、シワが出来やすいのは必然と言えるでしょう。
さらに、首には皮膚割線(ひふかっせん)という皮膚の横の線が元々存在しているため、そこに沿うように横ジワやたるみが発生します。
加齢に伴い首のシワやたるみが進行するのは、エストロゲンの減少によって、肌のハリを保つ役割をもったコラーゲンやエラスチン、肌の保水力を保つヒアルロン酸の合成が減ってしまうためです。
加えて、顔のたるみも生じれば顎のラインが下がり、その重みで首の皮膚は圧迫され、結果首のシワはさらに深く刻まれてしまいます。
首のシワ・たるみの予防法
シワやたるみが進行しないためのセルフケアをご紹介。
① 首にも十分な保湿
- スキンケアは顔と同様に首にも丁寧に行いましょう。
とにかく乾燥を避け、こまめに保湿することが重要です。
朝と夜の保湿だけではなく、日中も乾燥を感じる前に保湿することが予防につながります。
② 首にも紫外線対策
- 紫外線は肌のハリを保つために必要なコラーゲンやエラスチンの生成にダメージを与え、シワ・たるみの症状を引き起こします。
顔には日焼け止めを塗るのに、首には塗らないという人が多いようです。
塗り忘れによる“首のうっかり焼け”がないようにしっかりと紫外線対策を行いましょう。
③ 枕の位置を調整
- いつも首にシワをつくる角度を保ったまま寝ていると、その形状がクセとして定着し深いシワとなってしまうことがあります。
シワを作らない角度を保つには枕の位置を調整する必要があります。
枕に頭だけを乗せると、首を支えていないためシワが首に寄ってしまいますが、枕を肩まで当てるようにすれば、頭も首も支えることができてシワができにくくなるのです。
首のシワ治療
首のシワやほうれい線など、すでに出来てしまったシワはセルフケアだけでは改善できないものです。その場合はあきらめずにぜひ当院へご相談ください。
当院ではマッサージピール治療をおすすめしています。
マッサージピールは皮膚表面を守りながら真皮層までアプローチするエイジングケアに適したピーリング治療です。
真皮層まで薬剤を浸透させて線維芽細胞を活性化し、新しいコラーゲンを増生します。
即効性が高く、施術直後から肌のハリや弾力、リフトアップ、シワ改善を実感していただけます。
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この記事はシンシアガーデンクリニック太田院が監修しました。